新たに感染が確認されたのは、奈良県に住み、武漢への渡航歴が無い60代の日本人男性で、バスの運転手として、今月8日から11日と、12日から16日の2回にわたって、武漢からのツアー客をバスに乗せて、東京観光を行なっていました。男性は今月14日に悪寒やせきなどの症状が出て、17日に奈良県内の医療機関を受診しましたが、検査で異常がみられずに経過観察となりました。しかし、22日には関節痛があり、せきの症状も悪化し、25日に奈良県内の医療機関に入院していました。そして検査の結果、28日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。