障害者をサポートする補助犬への理解を深めてもらおうと、嬉野市の旅館などで働く人を対象に講習会が開かれました。
リポート:「盲導犬を連れた利用者が旅館に来ています。つい犬に触れたくなってしまいますが犬は仕事中なので撫でたり、じっと見つめたりしてはいけないということなんです」
この講習会は盲導犬や介助犬などの補助犬を連れた人に安心して旅館を利用してもらおうと、障害者や高齢者の旅行のサポートをしている嬉野バリアフリーツアーセンターが開いたものです。
旅館経営者やスタッフなど21人が参加し、補助犬への接し方や部屋での待機場所などを確認。特に困ることの多い補助犬の汚物処理や排泄場所への案内などを学びました。
参加者:「すごく勉強になりました特別な準備は必要ないとおしゃいましたけども、”あったらいいな”を取り入れられれば」
日本盲導犬協会によりますと盲導犬を連れた視覚障害者の約6割がホテルや飲食店などで受け入れ拒否を経験しているということで協会では社会の理解が広がるよう協力を求めています。