ステイホームの日々のなかで、TVドラマが友という方も多いかと思います。
なかでもNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」では、長谷川博己さん演じる明智光秀、本木雅弘さんの斎藤道三、染谷将太さんの織田信長と、登場人物たちの魅力の虜になっているひとも少なくないのではないでしょうか。
番組の進行では、きょう(2020年5月10日)放送の「長良川の戦い」の回で道三の国づくりの夢が潰え、クライマックスの「本能寺」に向け光秀と信長の人間ドラマが展開されていきます。
さて、きょうのご当地は、「麒麟がくる」の舞台でもある美濃の国です。
(前回に続き、昨年録ってまだアップしていなかった映像の蔵出し公開です)
光秀も道三もそして信長も、夢半ばで倒れるわけですが、自らが岐阜と名付けた地の駅頭に立つ信長の毅然とした姿にあらわれているように、彼らが後の世に残したものは敗者としての悲壮さではありません。
今回のダンスでは、炎に包まれるなかで浮かび上がる信長の生きざま、いくばくかでも表現できたでしょうか。
【ご当地メモ】
JR岐阜駅の改札を出ると、ロータリーに立つ「織田信長公の像」に目を奪われます。
全高11メートル(台座含む)というスケールもさることながら、全身を覆う黄金色の輝き、初見の方はきっと仰天するかと思います。
ただこの度を超したようなゴージャスさは信長像だけの話ではなく、ここから10分ぐらい歩いた「金(こがね)神社」では巨大な鳥居がゴールド、黄金色に輝いています。
かつて繊維産業で栄え繊維長者を多く輩出した岐阜ならではというべきか、さらに10分ぐらい歩いた「柳ケ瀬」では長大なアーケードにクラブなど夜のお店が立ち並んでいます。
しかし、繊維産業の衰退、そして新型コロナが追い打ちとなり、いまは昼も夜もかつての賑わいを失っています。
コロナが収束したときは岐阜の昼にも夜にも再び活気が戻ることを願っています。