「チョロQ」(チョロキュー)は、タカラ(現:タカラトミー)から発売されているぜんまい式ミニカー、チョロQを題材にしたゲームソフトのシリーズである。作品中に出てくる主要な自動車、船、戦車、戦闘機などは、チョロQが題材と言うことで全て丸みを帯びた寸詰まりのデザインにデフォルメされている。また、作品によって開発に携わっているメーカーが違う。玩具版の「チョロQ」はプルバックぜんまいで動くミニカーだが、「ぜんまい」「いったん後ろに引いてから走る」といった概念は一部を除き存在しない。最近の作品やチョロQWiiと、PS・PS2以外の機種で発売された作品は、漢字が登場しなかったり挙動がリアルで無かったりするなど、子供向けに発売したと思われる物もある(チョロQワークスでは漢字にふりがながつく)。チョロQ2・チョロQ3のBGMを作曲したのは、作編曲・キーボード奏者の梅垣ルナ(当時、梅垣留奈)ら、コンバットチョロQ・チョロQHGのBGMを作曲したのは、作編曲・ボーカリストの佐藤天平。ほとんどの作品のイメージ・イラストレーターとして、中村安広がイラストを担当している。 チョロQ1(VER1.02)は、フルサワヒロシ、チョロQWiiでは、多田誠が担当している。なお、現時点ではチョロQ Wiiを最後に家庭用作品は開発・発売されていない。1998年2月25日に発売された唯一のセガサターンソフトの作品、「チョロQパーク」の全曲集です。開発はネクステック(現ネクスエンタテインメント)。この作品では、エンジンを「ぜんまい」の「ネジ」と称しているが、やはり引いてチャージする概念はない。カスタマイズするのではなく、あらかじめ用意された性能の決まったチョロQをコース上のポイントに配置してリレー形式でレースをする。レースで優勝したり、コース上のコインを全て拾ったりなどとすると新しいチョロQが手に入る。また、ライバル車にぶつけるタイヤ、コース上に撒いてスピンさせるオイルという妨害アイテムもある。