命の大切さを学ぶ特別教室が16日、秋田県由利本荘市の小学校で開かれた。子どもたちが、犬と触れ合いながら動物愛護の活動に理解を深めた。
秋田県由利本荘市の西目小学校で開かれた教室には4年生の児童47人が参加した。講師を務めるのは、県内で動物愛護の啓発に取り組んでいるボランティア8人とその飼い犬。
教室では、犬が生きていることを直接確かめるために心臓の音を聞いたり、触れ合うための正しい接し方を学んだりしながら、動物の命を守ることの大切さに理解を深めた。
参加した児童は「動物に触れ合うときは乱暴にせず優しく注意したい。犬や猫を飼ってないが、これから育てる時に役に立つことがあったら使いたい」と学習を振り返った。
子どもたちは、学んだことを2021年2月に保護者などに発表することにしている。