将棋の藤井聡太七段(17)が、「棋聖戦」に続いて、2つ目のタイトルに挑戦する「王位戦」7番勝負の第1局が、藤井七段の地元・愛知県で始まった。
水色の羽織に白の和服で対局に臨んだ、愛知・瀬戸市出身の高校生棋士、藤井聡太七段。
相手は、2019年に46歳の最年長記録で初タイトルを獲得し、「中年の星」と呼ばれる木村一基王位(47)。
先手の藤井七段は、いつものようにお茶を一口飲んでから一手目をさした。
また、会場となった愛知・豊橋市では、パブリックビューイングが行われ、タイトル戦の行方を見守っている。
ファンは、「藤井さんはすごく若くて、力もあって、いい将棋を指すものですから、大変楽しみに見に来ました」、「ストレートで4勝! そううまくはいかないだろうけどね」などと話した。
「王位戦」の持ち時間はそれぞれ8時間で、対局は2日間にわたって行われ、1日は夕方に封じ手をして、2日の夜までには決着する見込み。