08月04日 09時53分
「ウーパールーパー」の愛称で知られ、ペットとして人気の両生類「メキシコサラマンダー」の知られざる生態を紹介する企画展が岐阜県各務原市の水族館で開かれています。
この企画展は、各務原市にある水族館「アクア・トトぎふ」が開き、会場には、色や種類の異なる35匹が展示されています。
このうち、体の右半分は黒く、左半分が白いウーパールーパーは、地元の岐阜高校の生徒たちが実験で繁殖させていたところ偶然、産まれた珍しい個体だということです。
また、傷ついた前足の皮膚に神経を移植することで新たな足が生え、足が5本あるウーパールーパーはその再生能力の医療への活用が期待されていることが紹介されています。
訪れた親子連れなどは興味深そうに水槽をのぞき込んでいました。
3歳の息子と訪れたという30代の女性は「かわいいですね。こんなに種類があるとは知りませんでした」と話していました。
「アクア・トトぎふ」の学芸員、田上正隆さんは、「ウーパールーパーについてもっと知ってもらうとともに、ゆったりとした動きに癒やされて欲しい」と話していました。
この企画展は、ことし12月13日まで開かれています。