Youtubeからの転載です(
https://www.youtube.com/watch?v=t4uZvhjQNi0)。
バッハの膨大なオルガン曲の1つである「前奏曲とフーガ ト長調」BWV541は、彼の自筆譜が遺されている数少ない作品で、かなり明るい響きに満ちた作品です。自筆譜は1733年に浄書されたようですが、作曲時期については不明であり、ブクステフーデなどの先人の作品の影響が聴かれることから、おそらく1712年以降の作品であろうと推測されるにとどまっています。
この動画ではペダル・チェンバロにより演奏されており、オルガンと異なる響きながら作品の明るい雰囲気は健在で、楽しく聴くことができる佳作といえます。
パワー・ビッグス(ペダル・チェンバロ)