「長崎の鐘」
1949年(昭和24年)
サトウハチロー作詞
古関裕而作曲
原曲歌唱 藤山一郎
『長崎の鐘』(ながさきのかね)は、永井隆が執筆した随筆。
長崎医科大学(現長崎大学医学部)助教授だった永井が
原爆爆心地に近い同大学で被爆した時の状況と、
右側頭動脈切断の重症を負いながら
被爆者の救護活動に当たる様を記録したもの。
被爆時に大学をはじめとする長崎の都市が完全に破壊された様子、
火傷を負いながら死んでゆく同僚や市民たちの様子を克明に描いている。
永井は、この時妻を亡くした。
連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) の検閲により
出版の許可が下りなかった『長崎の鐘』は、
GHQ側が日本軍によるマニラ大虐殺の記録集である
『マニラの悲劇』との合本とすることを条件に出版を許可。
同年7月サトウハチロー作詞・古関裕而作曲で
同書をモチーフとした歌謡曲が発売・・
1950年(昭和25年)には松竹により映画化された。
長崎原爆投下の日に寄せたマリア様への祈りです、のすじいの。
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