レバノンのディアブ首相は10日、内閣総辞職を表明しました。
ロイター通信によりますと、首都ベイルートで4日に発生した大規模爆発を受け
政府に抗議するデモが連日行われており、閣僚辞任が相次いでいました。
ハッサン・ディアブ氏は、1943年にレバノンが独立して以降、54代目の首相です。
1992年以降でも5人の首相が辞任しています。
レバノンでの内閣総辞職は決して目新しい問題ではありません。
もう1つのポイントは、ディアブ氏は首相就任から7か月足らずで辞任しましたが
これが首相としての就任最短記録ではないということです。
2005年にはナジーブ・ミーカーティー氏がわずか3か月間
ウマル・カラーミー氏が4か月間首相を務めたという記録があります。