米国政府はTikTokが中共の情報収集手段である可能性を懸念して、米国での使用を禁止する準備に入りました。ポンペオ米国務長官は先日、トランプ大統領が近日中に、中国共産党に関連するソフトウェアによって生じうる、一連の国家安全保障上のリスクについて対処すると発表しました。そして8月6日、トランプ大統領はTikTokおよびウィーチャットとの取引を45日後から禁止するとの大統領令に署名しました。
中国資本をバックに世界に広まったTikTokは、ユーザーデータを中国に送ったり、政治的プロパガンダを広めたりしたほか、「敏感な内容」をフィルタリングしている疑いがもたれています。米国政府は昨年、TikTokに対し国家安全調査を行い、トランプ大統領は使用を禁止する可能性にも言及しました。