2019年夏、久保建英(18)、レアル・マドリードからRCDマジョルカへのレンタル移籍が決定。
昨季2部で5位だったマジョルカはプレーオフを勝ち抜き、奇跡の1部昇格を果たしたクラブ。
至極当然――。
そんな言葉が聞こえてしまう程、1部を戦うには力不足。
久保のファンもまたマジョルカを叩き、「この移籍は失敗だ」と嘆く声も多かった。
しかし、マジョルカを見続けていた久保ファンの中で次第に変化が起こっていく。
――確かにマジョルカの選手たちは下手だった。冗談抜きで。下位よりも。
それでも選手、監督、スタッフ、サポーターも全て、勝利に懸ける想いはどのクラブよりも熱く(当社比)、
まさに「家族」と呼ぶにふさわしい彼らの敗戦を叩いたり和を乱す者は一人としていなかった。
見ているもの全てを巻き込み、全身全霊で1部残留を目指したのであった――。
この動画は、私のようにマジョルカへの”ただならぬ愛情”が芽生えてしまった有識者達に捧ぐ。
最後の最後まで、ただただ残留を信じ戦ったRCDマジョルカの2019-2020シーズンをまとめました。
僕たち、私たちは、
この「ばも」な1年を、決して忘れません。
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