日本航空ニューデリー墜落事故「あすへの記録 空白の110秒」
https://youtu.be/NXvS3IWALRw日付 : 1972年6月14日
概要 : 空港側のILSの故障(日本航空)、CFIF
現場 : インド ニューデリー・ジャイトプル
乗客数 : 78
乗員数 : 11
負傷者数 : 3
死者数 : 90(地上4人)
生存者数 : 3
機種 : ダグラス DC-8-53
事故原因 : 原因は、当該機が異常に高い降下率で進入降下していたことに運航乗務員が墜落寸前まで気付かなかったことである。異常降下した原因は明確でないが、パイロットが規定の方式を遵守しなかったこと、灯火などを視認する前に計器表示を参考にしなかったこと、機長と副操縦士のどちらも経験が浅かったこと、機長の判断で副操縦士に本来の任務をさせずアプローチを行わせていたこと、パイロットがこの空港にも航法施設にも詳しくなかったこと、着陸チェックリストが実施されなかったことなどが挙げられ、これらのミスは規律がおろそかだった結果だとされたが、運航乗務員が計器指示を十分クロスチェック(相互確認)していれば本事故は避けられた可能性があったという。
また、機長以下乗員が前夜宿泊していたバンコクのホテルで、飲酒しながら徹夜で麻雀をしていたとの目撃証言があり、その結果として運航乗務員たちの判断力が悪化し、事故の遠因となったとの指摘もある。
なお、事故後ただちに現地に急行した日本航空の救援機の機長が、ニューデリーのILS誘導電波の異常を報告したことから、日本航空が各国の航空会社に問い合わせたところ、自社のパイロットを含めていくつかの航空会社からILS誘導電波の異常について報告を得た。審判ではILS誘導電波の異常を経験したインディアン航空の機長や副操縦士をはじめ、何社かの外国人パイロットが証言を行っている。
Wikipediaから引用 :
https://ja.wikipedia.org/wiki/日本航空ニューデリー墜落事故