忘れちゃった天族と忘れられなかった天族
製作小話↓
ステージで物語の進行と心情を表現してみよう、と考えながら作りました。
イントロ:水彩画のようなTOZXのEDのような、デゼルの記憶の中の花畑
1番:ラファーガと共に旅をしていた時の楽しい思い出。「あの子が欲しいのは僕じゃなくて」人間との思い出
悲しい結末:ラファーガの死にデゼルの視界が閉ざされた。デゼルとラファーガを隔てるように咲く彼岸花は生(デゼル)と死(ラファーガ)の象徴。花言葉「思うのはあなた一人」
「もういいやいいや」ってほっぽっちゃって:デゼルとラファーガの掛け合い。デゼルの妄想
忘れちゃうから:デゼルは記憶を捏造した。ラファーガは消えた。
2番:冷え切ったデゼルとサイモンの対立
忘れちゃうから:サイモンは忘れたかった。
間奏:記憶の中の花畑と不釣り合いな彼岸花のちぐはぐ感。記憶の齟齬に気付き始めた。
要らない色:業を背負った天族。サイモンはデゼルを煽るが自分自身が一番要らない子だと思っている。
戦場:相対して短いフレーズの争うような掛け合い。周りの彼岸花は業の犠牲になった(と思い込んでいる)人たち。
ラストの水彩:共に旅をしたスレイやロゼ達の中のデゼルの記憶。
(イントロの水彩シーンはデゼルの中のラファーガの記憶、こうして世代と思い出が受け継がれていって欲しいな、という願望)
デゼルとサイモンの関係性妄想↓
ゲーム本編の最後のサイモン戦で、あえてデゼルの幻影を使わなかったのは自分と重なる部分があって無意識に避けてしまったのかな…と。
そもそもラファーガの時にサイモンが声を掛けてきた理由ってなんだろうな。
デゼルの逃避とサイモンの諦観がなければお互い良き理解者になれたのでは…共依存になるかもしれないけれど…