ラストスタンド・ソルジャー最後の希望【解説】
モリクボ達の使用した出口は
ステージ7・8の描写からすると、ヨーコ達とは別の出口と思われる。
本来、今回の地上到達計画は
「ヨーコ・ヤスハを地上へ送りつつ、少人数での地上到達の可能性を探る」目的でナオがたてたものだった。
(本編ステージ3参照)レジスタンス部隊の目的は、陽動を行い管理機構の注意を引きつけることであり、実際これは功を奏したようで、ヨーコ一行はスチーム・ユカとの戦闘以降さしたる障害もなく、すんなりと地上に到達している。独自にヨーコを追い続けたユカを除いて。
(本編ステージ7参照)つまり、モリクボが地上へ到達した(してしまった)のは完全に計画外の「奇跡」だった。
「背中は私達が守る」「貴方は前へ進むのよ」というツイン・リボルバーの言葉と、倒れていった仲間たちの地上への想いが、モリクボの背中を押し続けたのだろうか。
それはイブキに関しても同じことで、本来地上まで深追いする事などあり得ない管理機構兵士であるイブキがモリクボを最後まで追い続けたのは、直前にシノブを失って逆上していたためか。
蒸気のように熱く、心を突き動かすたくさんの人の想い。
それが、モリクボたちを、本来開かないはずだった、
地上へのもうひとつの扉を開かせたのかもしれない。
ラストスタンド・ソルジャーは「最後に立つ戦士」という意味の他に、「最後の砦」「最後の抵抗」「最後まで耐え抜く」という意味もある。
熾烈な戦いをくぐり抜けた二人が、共に絶望の世界を垣間見て、憎悪をも乗り越え、相手を称え、傷をいたわる様は、
かつて最終戦争によって一度世界を滅亡させた人類の「希望」であり、未来への「ラストスタンド(最後の砦)」なのかもしれない。
小松伊吹動画
mylist/60187855 他アイドル動画
mylist/65464969twitter @worldenddancer / 解説など
https://note.com/neptune20