再び、デュエットの舟歌です。夕方にまた二人でボートに乗ったという想定。このシチュエーションにぴったりの曲ですが、問題はこの曲がソプラノとバリトンのために書かれた曲だということです。香澄さんは、果たしてバリトンの声域を歌えるでしょうか?まあ聴いてください。コントラルトですね。音によって妙にブレスがかかった声になりますが、修正できません。
作曲は、アヴェ・マリアで有名なグノーです。フランスの作曲家ですが、イタリアのトスティと同じくイギリスに滞在していたことがあり、このときにやはり英語やイタリア語の歌を書いています。それで、この曲もイタリア語歌詞です。向こうの人たちは、言語間の敷居が低いですね。拙訳は私です。
まえにも書きましたが、これも6/8拍子で小舟の揺れを表す、舟歌(バルカローレ)の一つで、曲名もずばりバルカローラ(Barcarola) です。半拍ずれた伴奏が特徴的。前のトスティの曲以外、器楽曲ではショパンのバルカローレや、メンデルスゾーンの無言歌集のものなどが有名。声楽ではシューベルトの「水の上にて歌える」などがお薦め。
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