ささやかな愚かさに泣きつつ、何とか生きていきたいものです
曲・詞・絵 あされあ (
https://twitter.com/asarea242 )
歌 重音テト
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歌詞
いつだったか何年か前に
書庫の棚の前に座っていた
青い表紙の本を借りた
何故選んだかは覚えてないけれど
「早く返却してください」
唆されている 分かっている
ああどうせもうすぐ奪われる
シニカルに泣きたい気分だね、残響
二限、大講堂、群衆
角の席に座り窓を睨む
どうせ妄想かもしれない
耐えられるほどの愛は持ち合わせてない
割り切った強かさは降り止まず
ただひたすらに浴びて目を伏せる
きらびやかな物語なんて
すぐ破り捨てたくなるだけだ
生きる意味を見いだせないとひとり抱え込んだ
色鮮やかな笑い声 煩いな 僕の方を見ないでくれ
「もう要らない」と言えないのは未だ答えを告げられないから
ささやかな愚かさに泣く
信じることができない理由を見つけたくて
意思を確かめるために、まだ
僕はここに立ってるんだ
明日を棒に振っても鮮やかに叫びたい
美しさを損なっても限りなく
限りなく目を凝らしたい
暗い若さを失ってもこの感情と共にありたい
さよならを告げるその前に
前作→
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37565469