いつも臆病でオドオドし、自分というものに全く自信の持てない彼女。
それを見かねた団長がもしも彼女の為になるならば、と麻雀を教えたところ
彼女はそれにすっかり嵌まり、性格や自信がおおいに向上したのであるが
副作用とでもいうべきかその麻雀において困った行為が出ることに。
1.1翻程度のいわゆる「ゴミ上がり」をドヤ顔で決める
2.自身がテンパイ時に牌を引く際においてすぐに
「このツモに私の人生を賭ける!」などと言い出す(そしてハズす)
3.他家が自身の牌でロン上がりをすると『握りこみ』を疑って
すぐに相手の胸元へ手を突っ込もうとする
4.そのくせ、自身が上がった際には隙あらば『燕返し』を使って
役満牌にすり替えようとする
5.隠し持っているライターで手近なものにこっそり火を付け、
皆が慌てふためいた際に牌をすり替えて上がりを決める(通称:放火)
とまあこんな調子なのであるが、彼女の過去をまた抉ってはならないと
皆は今日も彼女の半荘に笑顔で付き合う。
花騎士たちの何と心の広くて深いことか。
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sm37069814