ミドルフェイズ6(前編)
(これまでのあらすじ)
“悪魔”は問う……無垢なる仔等を連れて悪漢は何を成す気かと……
愚者は識らぬ……己の引き連れたる兵士が如何なる御業で生み出されたのかを……
東京都立病院前で勃発した戦闘……人質と敵が融合した相手を前に、
熱帯魚は所以を知らぬ光明を見出す……
紆余と曲折の後に解かれた戦場より、騎士は、悪魔は、雌豹は、熱帯魚は、今後の道行きを憂う。
折、やってきた忍の情報。それはこの事件を集束へと導く、一つの道標――
『如何なる賢者であれ 零れる砂は止められない。
彼に用意された銀色の砂時計 残された砂は――』
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もう少し安定して投稿したい。
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