冷たい朝に目が覚めると
また毛布の中に潜り込んで
目覚まし時計が泣き出すのを待つ
街の歩き方も覚えて
見慣れた風景もいくつかできたけど
君がいないことに戸惑う
部屋に帰るとテレビをつけて
ただぼんやりしてしまい
気が付くと静けさの中のみ込まれてる
読みかけの本手に取って
空白埋めようとするけど
雨音が邪魔をして考えてしまう
覚えてますか君は
雨宿りしたあの公園
今でも変わらずにあの時のままかな
この季節の雨に僕は
思い出して帰りたくなるよ
冷たい部屋の中抜け出したくなる
支えてくれた夢失って
明日が見えない灰色の世界
頬杖付いたまま滞る日々
雨上がりのアスファルトの上
水たまりのぞき込んで
誰もいない空を見ていた
雑踏の中立ち止まって
ただ往来を眺めてた
気が付くと静寂な夜漂流っていた
きみをたどる夜は長く
意味のない言葉がまとわりついて
疲れた心がすさんでく
知らない風に吹かれて
突然僕に気づけば
今までと違った寂しさ覚えた
出会いと別れを繰り返し
僕らは少しだけ大人になって
不都合な現実を思い出に変えてく
昼下がりの木漏れ日を背に
人混みから君を探した
思い出のままのあの公園のベンチから...
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HUD 3D - Rado1
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