https://youtu.be/AWuK-t5BVyo日本時間12月10日午前7時40分に行われたスペースXの次世代宇宙船のプロトタイプ「スターシップSN8」の試験飛行。
・3基のラプターエンジンに点火して離床
・エンジンを1基ずつ停止しつつ目的の高度まで上昇
・エンジン1基でホバリングしながら安全な海上まで移動
・エンジン停止。RCSを用いて水平姿勢に移行
・4枚のフィンを操作して水平姿勢を保ちつつ自由落下、ランディングパッドまで移動
・地上近くでエンジンを再点火するが、推進剤の入ったヘッダータンクの圧力が上がらず2基が停止
・「ベリーフロップ」と呼ばれる機動で機体を垂直に起こすが、落下速度が落ちずに地面に激突して爆発四散
なお、スペースXでは今後の開発における良いデータが取れたとして、この結果を完成間近のプロトタイプ「スターシップSN9,SN10」に生かすとしている。
諸元
全長 50m
直径 9m
総重量 1,300トン
エンジン ラプター×6(試作機は3基)
LEOペイロード 100トン以上
帰還ペイロード 50トン
貨物室容積 1,100立方メートル