「幽体離脱(Astral Projection)」とは肉体からもう一つの体が抜け出す経験を指す言葉として、古くから知られてきた呼び名である。
人の肉体も意識も物質の世界に住んではいるが、活動している意識そのものは物質とは言えない。
意識は物質とは違う次元に属している。その次元はアストラル界と呼ばれた。
アストラルの次元と物質世界の次元は、同一空間に重なって存在していると考えられている。
それは異なる周波数の電波が、同じ空間にあるようなものだと説明される。
二つの世界の姿形はよく似ているが、たとえ似ていても別の世界である。
幽体離脱はそのアストラルの世界に、意識を投射(プロジェクション)するという考え方。「体外離脱(Out of Body Experiences)」は、ロバート・モンローが同体験のことを世間に広めるに当たり、オカルト色を払拭するために作った言葉だというのが彼自身の説明だが、ロバート・モンローの著作には、死後の魂を救済するために霊界で活動する話や、謎の知的存在インスペックとの遭遇といったオカルト話が満載である。
医学ではOBE(Out of Body Experiences・体外離脱体験)は、離人症の事を指す事もあるが、離人症と体外離脱はまったく別物である。
また、科学的には幽体が肉体から分離する様子は観測されないことから、体外離脱と呼ぶべきとの主張もあるが、幽体離脱は別次元に離脱しているのであって物質世界に離脱しているわけではない。
金縛り金縛りは超常現象ではなく生理現象との見方が一般的だが、 幽体離脱の前段階に非常に起きやすい。
逆に言えば金縛りになれば幽体離脱できる可能性も高いと言えなくもないが、金縛りを経験せずに離脱したという報告も多々ある。
幽体離脱の練習法・手順1:離脱前の準備、心構え
2:時間、時期
3:寝方
4:深呼吸、リラックス
5:意識コントロール
6:イメージ、金縛り、離脱
7:離脱成功
9:肉体に戻る
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