これは私が体験した心霊体験です。私は四十六歳の男性です。菓子工場で副工場長をしております。
仕事柄、なぜか朝の五時には出社するので朝四時には起きます。
起きてまず、すぐにタバコを吸うんですが家の中では禁煙なので庭に出て吸います。
吸っていると、よくうちに新聞を配りに来る新聞配達の男性に会います。
よくよく見ると若いので「中学生…か?」と尋ねると、「いいえ、高校生です。おハよーごザいマす!!!」と朝っぱらからすがすがしい挨拶をします!
実は私も高校生時分新聞配達をしていたんです。ですから、彼にはすごく好感が持てたんです。
仕事の関係上、あまったお菓子を黙って持って帰る癖があるので、それを少しだけその高校生に与えてあげてました。その都度オウム返しのように「アリガトーゴザイマス!!!」といなせな返事をしていました。
ところが、クリスマスの日の事です。
いつものように外でタバコを吸ってると新聞配達の高校生がやって来ました。
しかしいつもと様子が違います……
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