F-BASIC386V2.1L20のPLAY文(MML)で記載した1992年8月作の音楽プログラムをオケに、最新テクノロジーのバーチャルボーカルNEUTRINOの東北きりたんと発売されました初音ミクNTに歌って頂きました。TOWNSで懐かしい!と思った方、コメント頂けると嬉しいです。(^^)
§FMTOWNS
13年前に当時のボーカロイドV3でやりたかったのですが、当時はDAWが無くて、ちょっと面倒な状況で先延ばしにしました。(TOWNSのPCM8チャンネルフルに使っていて、結構処理が重くテンポが安定しない為、ボーカロイドエディタでミックスすると全然合わないという・・・・。制作が今に至りましたが、簡単そうで案外難産な作品になりました。
動画左側の歌詞、プレイヤーはエミュレータの「うんず」です。(実機はありません)
画面にHEPlayerの演奏画面を出していますが、ミックス後日でEUP形式にコンバートした曲データが発見されましたので使ってみました。演奏はあくまでもF-BASIC386です(BASICの演奏の方にタイミング合わせるのに一苦労でした)。左上の歌詞表示の部分は、当時にF-BASIC386で書いた画面をそのまま使いました。緑の字はAI東北きりたん・初音ミクNT・FMTOWNSと記載しております。
今回は動画作成をほぼAviUtlで行いました。愛機だった初代TOWNSのオーディオレベルメーターはスクリプトのobj.getaudioですね。回っているCDはシステムソフトウェアV2.1L20ですが、手回し動画の合成です。本物はもっと綺麗に回ります。
スネアはPCMでパン左右でピッチずらし。ディストーションギターはPCM・FM混合、音域でバランス変えてました。後で考えると、FMとPCMのハイブリッドシンセみたいなことしてましいたね。あと、目立たないですが、PCMでストリングスを入れています。
§歌
バックコーラスはすべて初音ミクNTです。“レ・ミゼラブル~”という歌声はRough Voice++です。この曲、2009年に西寺実(アースシェイカーの西田昌史、SHOW-YAの寺田恵子、ラウドネスの二井原実のユニット)でかっこよくカバーされていますが、これが結構大好きでコーラスにリスペクトしました。西寺実にあやかって、このユニット名も「きりミクNT」でいいかな。
歌唱パートは画面に愛用しておりますSig様のNEUTRINO支援ツール(東北きりたんパート)、PiaproStudioNTプラグイン版(初音ミクNT)の画面を表示しています。入力状態丸わかりですね。きりたんパートの歌唱強弱はDAW側で行っています。