朝起きたらとなりで市川雛菜がごろ〜んしていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見た雛菜だ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日しあわせ〜♡な生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、雛菜は「あれ〜? 透先輩どこ〜?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。雛菜は透と幸せになるべきだって。
だから俺は一緒に透を探してあげた。
やっぱり雛菜の笑顔は俺に向ける笑顔より透に向ける笑顔のほうが可愛い。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きて鏡をみた。
雛菜のコスを着た自分がいた。
正直面白かった
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