「Someone Behind the Door」(1971) からのワンシーン。
動画説明文の下側のほうにブロンソン吹替の役作りについての発言をまとめて置きました。
※俳優で声優の森山周一郎さんが2月8日に肺炎のため86歳でお亡くなりになりました。
昔から大好きで尊敬する役者の1人でした。謹んで森山さんのご冥福をお祈り致します。
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「ブロンソンは合わないと思った…声帯模写じゃないから、
しょせん自分の声で演じるしかないけど、それでも声をつぶして似せようと思って、
煙草と酒をばかばかやって、その後の声を鼻に通すと、ブロンソンっぽくなる。
それでやったら、業界で好評だったんだ」
(『とり・みきの映画吹替王』(洋泉社))
「チャールズ・ブロンソンがワイルドに顎を撫でて「ン~~ マンダム!」
この下品な声を作るためにショートピース1箱吸い、大声を出しがなりたて
喉を潰し、苦労した。大切な声帯をそこまでいじめて出来上がった一声である。」
(紅の豚・刑事コジャック 森山周一郎オフィシャルブログ)