98です。
オリジナル曲12作目になります。
三ツ矢サイダーおいしい。
[第3回プロセカNEXT応募楽曲]
Music / 98 (
https://twitter.com/98qtate |
mylist/67459263 )
Vocal / 鏡音リン
Illustration / まふゆ さん (
https://piapro.jp/t/pZ1I )
オフボ
https://piapro.jp/t/v2nF◆歌詞◆
夕凪に心臓の音がやけに煩かった
君に聞こえないように少し離れて歩いた
昼下がり、涼みたくて二人で買ったサイダー
気が抜けてしまったようだ もう帰る時間か
海風の街と百円の古本が僕の世界の全てだった
列車に揺らり黄ばんだ頁 君は酔うからって車窓を眺める
いっそ、このまま時間が止まって
寿命も青春も将来像もどうでもよくなりやしないか
「この心が空っぽだからさ せめて思い出だけ飲み干して
死んだように大人になれればそれでいいよ」
なんて詭弁だ
冒険小説みたいにさ 全て擲ってこの身を賭して
人生に鮮烈な色をぶちまけられたらいいのに
黄昏に君が今日もギターの音で歌うから
明日も眠い目を擦って生きてみようと思った
昼下がり、涼みたくて二人で買ったサイダー
甘いだけの水になって鞄の奥に沈んだ
たった百円で世界を旅した 海の底、宙の果てだって
だが、どうだ、僕の生活は志望書を埋めるだけの価値もない
君の掻き鳴らす歌でこの穴を満たして
寿命も青春も将来像も忘れたようなふりをしていた
どうせ、したい事だって無いからさ
胸を裂く言葉も飲み込んで
君がいつか居なくなる街を今日も夕闇に見送った
冒険小説みたいにさ 夢だけ抱いて生きて死んで
この命にも意味があったと君に言えたらいいのに
君の背負うギグケースが空っぽだって気付いた
知らないような素振りをして少し離れて歩いた
今日も暑いねと言って百円で買ったサイダー
気が抜けたそれの向こうに心悲しさが映った
夢だけが尊いと騙され青天井が君を呪った
夕立に何もかも攫われたいと願う君が嫌いだ
「この心が空っぽだからさ せめて思い出だけ飲み干して
死んだように大人になれればそれでいいよ」
なんて詭弁だ
冒険小説みたいにさ 全て擲ってこの身を賭して
人生に鮮烈な色をぶちまけられたらいいのに
君がこれからを生きていく意味になれたらいいのに