テレビの動物番組で肉食動物が草食動物を追いかけている様子をドローンで撮影した
映像を見ていてこの仕組みを思い付きました。
元々はフライトシミュレータ用のMODで何年か前に作ってあったものをMMDに移植したものです。
基本的には3次元の追いかけっこで追う側と追われる側をカメラにきっちり収めたいときに使えますが
歩行者のすれ違いの映像などでもそれなりに有用ではと思います。
ツールはwindowsアプリケーションです。
対象が一つだったり二つでも片方を視野の中心に固定すれば簡単なのですが
二つとも見える位置を任意に指定するのは数学的にはかなり複雑な構造で、
ボーンの工夫やHLSLを使ったエフェクト型の実装では厳しそうだなと思ってこうなりました。
使ってみたい方はこちら。
https://bowlroll.net/file/249800・コメント欄でのご指摘について
動画の冒頭にある「水平線は視野の中で平行」という記述は厳密には正しくありません。
ご指摘の通りで特異な条件下では計算上解が求まらない場合もあり必ず水平を維持できるわけではなく
地面に対する視野の傾きを最小にする、というのが動作の説明としては正確なものとなります。
広告してくださった皆様、どうもありがとうございました。
平島公方様 mm様 L3様 メダカの王様様 かぴたん様 うにを様 witch様 ありがとうございます!様
2022/03/26 生成する視点の高さに関するクランプ処理を削除
2022/10/02 ファイル読み込み時のボーンチェック処理をファイル出力時に移動。視野角の計算をMMDの処理に即して修正。