庫裡 庫裏とも書き、庫院(くいん)ともいう。
寺内の食事を準備するところ、すなわち寺院の厨房(ちゅうぼう)(台所)のこと。
畔 土を盛り上げた田畑の境。あぜ。
夏至 二十四節気の一。
太陽の黄経 (こうけい) が90度に達する日をいい、太陽暦で6月21日ごろ。
太陽の中心が夏至点を通過し、北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日。
桁 家などで、柱の上に横に渡して垂木 (たるき) を受ける材。梁 (はり) と打ち違いになる。
橋で、柱脚上の長手方向にあって橋板を支える水平材。はしげた。
そろばんの珠 (たま) を縦に貫く串 (くし) のような棒。
位取り記数法によって数を表したときの、並んでいる数の位置。位 (くらい) 。
家人 律令制での賤民の一。私有民であるが奴婢 (ぬひ) よりは身分が上で、
家族と生活することが許された。
平安時代、貴族や武士の棟梁 (とうりょう) に隷属した侍。
「御家人 (ごけにん) 」に同じ。
家来。また、奉公人。
狷介 頑固で自分の信じるところを固く守り、他人に心を開こうとしないこと。また、そのさま。
片意地。「狷介な人」「狷介不羈 (ふき) 」
拳固 にぎりこぶし。げんこつ。
片手という意味で、昔雲助などが拳固といえば、5,50,500(のお金)を意味した。
剣呑 危険な感じがするさま。また、不安を覚えるさま。
蚕 カイコガの幼虫。孵化(ふか)したては黒く小さいが、のち白い芋虫となり、
体長7センチくらい。古語では飼ふ蚕 とあるため、こ と読んでいたらしい。
高邁 志などがたかく、衆にぬきんでていること。また、そのさま。
被る 他人から、行為や恩恵などを受ける。いただく
作者の独り言:蚕 は「かいこ」でしょう、と思っていたら、「こ」でした。
飼ふ蚕 ということで、蚕だったんですね。