容赦なく投げかけられる問い。次々と打ち返されていく答え。
それは言葉という刃を交えた激しい殺陣を見ているようだった。
思春期特有の青臭い疑問をバサリと切り捨てるようでいて、
その太刀筋はどこまでも優しく、愛に満ちている。
True Love-真実の愛情。
「武士道とは人を殺めるものではなく、人を生かすものである。」
と語る藤岡の侍魂が、確かに息づいていた。
川口との心の修行を終え、森でU.F.O.を作る藤岡。
カップ焼そばというインスタントな存在に対しても
「おいしい焼そばになれよ。」と敬意を忘れない。
そして、出来上がったU.F.O.を食べると、そのうまさに吠えた。