前作の「シルヴィアに」に引き続き、シェークスピアの詩のドイツ語訳に対する付曲です。セレナード(Ständchen)と題する曲はシューベルトの歌曲のなかに何曲もありますが、これは一番有名な「白鳥の歌」の中のものとは別の曲です。しかし歌われる頻度は高いと思います。
セレナードは「小夜曲」といって、夜に恋人の窓辺で静かに歌うイメージですが、これはとても元気な歌で、朝に恋人に早く起きてくれ、と歌うものです。
ドイツ語訳詞はアウグスト・ヴィルヘルム・シュレーゲルで、最初は1番しかありませんでしたが、のちにフリードリヒ・ライルという人が2番と3番を追加しました。ここではその3番まで歌ってもらっています。最後の「甘い乙女よ」のところは文献によりDuだったりDaだったりしていますが、シューベルトは全てDuで通していたらしいです。
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