2021年4月6日 11時55分
3月に新潟県糸魚川市の姫川漁港付近で大型のイカの映像が生きている状態で撮影されました。新潟市水族館マリンピア日本海の担当者は深海に生息するダイオウイカとみられ「生きている状態をとらえた映像は貴重なものだ」と話しています。
大型のイカを撮影したのは、糸魚川市を訪れていた長野県松本市の佐川勉さんです。
男性によりますと、3月16日の未明、糸魚川市の姫川港付近を訪れたところ岸辺に人だかりができていて、その先に海を漂う巨大なイカが見えたということです。
撮影された映像には、赤い巨大なイカが、水を吹き出すシーンが確認できます。
男性の話では撮影した時イカの大きさは足を含めて体長4メートルほどあったということです。
男性たちはイカを陸にあげようとしましたが大きすぎて持ち上げることができなかったということです。
マリンピア日本海の井村洋之展示課長補佐は「日本海でみられるこれほど大きいイカはダイオウイカのほかにはないと思う。水面で水を噴射する姿はあまり見たことがなかった。大変興味深く映像として貴重だと思う」と話していました。