―笑いの英国面岩波文庫の「イギリス民話集」より選んだこっけい話の詰め合わせになります
同書のあとがきにもありましたが、笑い話ではあるけれどどこか皮肉っぽいトゲがあるのが
お国柄、という感じがしますね。あと妙に「旦那と女房」を巡るお話が多い印象が…
今回は改造した立ち絵の庫出しに加えて
本家ゆっくり文庫のツイートで
「お話全体の流れが欲しい」とあったので
「なら瞬間風速で振り逃げする掌編をセットで送った際の反応はどうか?」という実験的な側面があります
長編は作って試して手直しして…の繰り返しでどうしても集中力が途切れがちになるので
単純な作業感覚なら体感的にこちらの方がラクでした
過去作だとCVDのあとがき動画(
sm38001273)に手応えが近かったです
【追記】
「送りびんた」は原典の題名をそのまま持ってきたものですが
実際の本文では
「顔面を本気で思い切り殴る」という表現です
意訳の一種と考えて差し支えないでしょう
また、これがもとになった
「Box about」という言い回しは
(主に船舶が)
「たびたび方向を変えて進む」意味で使われるそうです
自分の左側にいた人を殴ったら回り回って反対側の親父が殴られたから、かもしれませんね
余談ですがウォルター・ローレーはローリーという姓の読みのほうが広まっている人物で
ここでは語りきれないくらい濃い人生を送っています
ゆっくり劇場マイリスト(
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