9作目です。今までで一番好きな曲ができてしまった(毎回言ってる)
好きという気持ちが苦しくてもうやめたいみたいな時期、みんなあったよね……?ありきたりなそういうやつ、自分もあったなと思い出しながら書きました(黒歴史)
歌詞読むと全身が痒くなってくる……読むな……(読め)
佐岩井くん、ピアノとサックスの組み合わせホント好きだね(はい)
歌:心華(VOCALOID)
作:佐岩井ゆこ
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覗き込んで見た小さな
丸のような四角のような心写した空に
通りすがりの窓から光ったような
気がしたのは気のせいなんだろうな
懐かしいはずの風の香りが
まだ昨日の事みたいな午後に
何故か胸の奥に思いもしなかった
今更綺麗な答えが見つかるなんて
探していたのはひとりよがりじゃない音だ
誰の為か分かんないけどそうだったらいいな
失くしたふりして気付きたくなかった物
そっと崩してももう叶わないみたいだ
何にもなくて夢さえも一人で見られない
いつか溢れる小さな手を握れたらいいのにな
詩を詠んでいた小さな
暮れのような夜明けのような朧な色の部屋で
持て余した日の憂鬱な夢のような
この静けさは夢じゃないんだよな
いつか言うはずのただの二文字は
もう果たせない季節の後に
誰のものでもない届きもしなかった
一際綺麗な星に呟くだけ
描いていたのは御伽話の結末だ
もがくほど重なんないならどうなってもいいや
忘れたふりして信じたくなかった事
微笑む先に僕はいないんだろうな
何だっていいはずのただのきっかけも
ちゃんと渡せたことだってないのに
馬鹿真面目なほどに想いは白んでいった
徒に澄んだ見えない粒の先で
手にしていたのは色とりどりの悲しみだ
飾るにはちょっと足んないようなそんな悲しみだ
戯けたふりして伝えたくなかったとか
裏返した声はまた叶っていくんだね
何でもなくて不確かな二人でいられたら
ずっと栞を差したままで名前さえも忘れた頃
無邪気な心のままいつか手放せたらいいのにな