『サクラサクミチデ』 YUKINE feat.GUMI
春の訪れなんて何の価値も無かった
新しい制服に袖を通した数年前
さよならの意味も知らなかった
サクラが咲くなんて月日の流れだと
思ってた
この場所で君に会って
時間の流れに逆らえなくて
季節が過ぎるたびに増える思い出に
戸惑いながら
残された日々を数えて
桜が咲く
意味を知った
今日まで言えなかった言葉たちを
桜が咲く
意味を知った
どうかあと少しもう少しだけ
帰り道、降る花を背に
帰り道、咲く花の下
君の背中を見て過ごした1年は
解答用紙配られるたび
振り向く笑顔に俯いて
夏の日のお祭りも
秋の夕暮れの下駄箱も
きっと忘れられずに
思い出すだろう
知りたく無かったよ
さよならの季節を
古臭いけど第二ボタンが
ただ眩しくて眩しくて
残された日々の中で
桜が咲く
意味を知った
今日まで言えなかった言葉の数
桜が咲く
意味を知った
後悔を残すのかな?
1人歩いた帰り道で
見上げた空と桜のコントラストが
滲む
桜が咲く
意味を知った
今日まで言えなかった言葉たちを
桜が咲く
意味を知った
どうかあと少しもう少しだけ
桜が咲いた
もう戻れない
今日まで言えなかった言葉の数
桜が咲いた
もう戻れない
春の訪れに
手を振る君
駅のホーム
帰ることのない校舎
なによりも大切なもの
教えてくれたのは
桜だった