北方の獅子、アドルフ・グスタフ2世
そして彼のライバル、傭兵王と畏怖されたアルブレヒト・ヴァレンシュタインの列伝回。
ロシアのピョートル大帝がロシアを列強の一角に押し上げたように、バルト海に面した
小国でしかなかったスウェーデンをバルト帝国と呼ばれるほどの強国にのし上げたのが
アドルフ・グスタフ2世ですね。
オラニエ公マウリッツが考案した三兵戦術を発展させ、後にイギリス軍が植民地を席巻する
戦術として駆使するようになる横列銃士隊による一斉射撃のあとの竜騎兵によるサーベル突撃を
考案、実戦投入したことでも知られています。
作中でのグスタフといえば、古参プレイヤーの誰もが思い出すのが列伝にも出ている
ハロウィン・グスタフ、通称”ハログス”の砲撃フェイズ全体混乱スキル。
士気上げ下げや砲撃強化といった既存スキルの効果をねじ伏せ、発動したら勝確といわれた
完璧なぶっ壊れスキルで、砲撃フェイズ状態回復スキルや反射スキルが登場するまで猛威を
ふるい続けました。
対策スキル実装後も対レイドボスのデバフに使えるなど、長く一線にとどまったキャラです。
* * * *
一方のヴァレンシュタインですが、最盛期には12万を超える兵力を要し、それを支える財力すら
有していた、まさに傭兵王と呼ぶにふさわしい組織の長だった人物。
ただ、【狡兎死して走狗烹らる】のたとえを地でいくように、グスタフ2世が戦死したのちは
雇い主である神聖ローマ皇帝に暗殺され、その組織を丸ごと奪い去られるという最期を迎えました。
作中ではスキルが今一でぱっとしないキャラでしたが、本伝で一話をつかってIFストーリーが
展開されているだけ恵まれていたといえるかもしれません。
今回もスウェーデンおよびヴァレンシュタインに関連する航海士の画像紹介があります。
【無印】Part1
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