投資格言「教えありて類なし」~孔子
人間の賢否善悪その他はすべて教育の如何によって支配される。その人の属する境遇や地位や貧富貴賤などは必ずしも問うところではない。
大橋直久
■■■参考になりそうな昔の投資ニュース■■■
「ゼネラル・モーターズの長期債格下げ 投資適格最低ランクに/米ムーディーズ社」
2005年4月6日
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5日、米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の長期債格付けを投資適格では最も低い「Baa3」に引き下げ、格付け見通しも「弱含み(ネガティブ)」としたと発表した。
スタンダード・アンド・プアーズとフィッチ・レーティングスはすでにGMの格付けを投資適格級で最低のランクに引き下げており、これでGMは3大格付け会社すべてから、投資適格ギリギリまで評価を下げられたことになる。
GMは米国有数の債券発行企業で、もし格付けが投資不適格となれば、同社の資金調達だけでなく、米国の債券市場にも大きな影響が出る恐れがある。
GMは日本メーカーなどの攻勢を受けて北米で販売不振に陥っている。リチャード・ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)が北米自動車部門のトップを兼務し、経営再建に乗り出したばかりだが、ムーディーズはGMの高コスト体質や販売シェア(占有率)の減少などに懸念があると指摘した。
また、ムーディーズは、現在はGMより2段階高いフォード・モーターの長期債格付け(Baa1)についても、格下げ方向で見直すと発表した。
〈格付け〉
企業が発行する債券などの信用力を数字やアルファベットで段階的に示した指標。収益力や財務体質、事業環境などを総合判断して評価する。投資家は格付けをもとに債券を買うかどうか判断し、一般的には格付けが下がると、高い利回りをつけないと債券が売れなくなるため、企業にとっては資金調達の成否をも左右する。
参考:
https://www.socialvalue-community.com/