あ・・・。今気付いた。と、言うより思い出した。

俺は壁壊し編を初めてプレイした時から違和感を感じてたんだよ…
なぜ体格も良くて喧嘩慣れしてるライナーがただの頭進撃少年に過ぎなかったエレンにああも易々と殴り殺されかけたのか？
もちろん薄氷と硬質化という差はあった。でもそれは絶対的な差にはならなかったはずだ。圭一が持ってたのは装甲列車でもなく雷槍でもなくただの硬質化パンチに過ぎないんだ。戦士と兵士の力の差を考えればひっくり返せない程の不利ではなかったはず。なのになぜかあいつは・・・ライナーは満足な抵抗一つ出来ずに・・・。
出来ずに・・・？　嘘だ・・・・！俺、覚えてるじゃないかよ・・・。

ライナーは抵抗出来なかったんじゃない・・・。しなかったんだ・・・！！
あいつは・・・硬質化パンチで殴られて腕がひしゃげて額を割られてるにもかか
わらず言い続けてたんじゃないか！！それを！
怯えさせないように微笑みながら・・・次の一言こそ心に届くと信じて。
それを口にしていたんじゃないか・・・。

大丈夫、




「俺を、死なせて」



ライナーのなく頃に業 OP↓
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