歌詞
幾重に重なるも 消えては流れゆく
湖面に輪を宿す 視界に流れこむ光と
縁(えにし)に迷えば宵闇照らせと
鐙(あぶみ)を踏み止む 頂(いただき)望めば
間を経ち 祓(はらえ)と夜に食む絵の事
孤(こ)に這う背の尾を消し合う 穂(ほ)の事
互いに刃を伸ばし
寄せては 光(こう)を見る
波紋の 異(い)を纏う
伏せては 模(も)に癒える痛みと
私怨に惑わす手に添う矢の葉を
止水に 痴(ち)を問う仮縫う 砂(さ)の様に
目を射る身を断ち夜に食む絵の事
湖(こ)に這う世の 汚(お)を消し合う 法(ほう)の事