こんばんは、五木寛之さんの蓮如上人の本を読んで次に進撃の巨人を最後まで読んだんですが漫画で描かれただけあってこちらの方が面白かったです。ただ進撃の方はフィクションで蓮如上人の方はノンフィクションなので、そして北陸で昔実際にあった一大ムーブメントなので蓮如上人が北陸に来た時点で進撃の巨人が来るようなものであります。それはまぁ反乱軍?それとも虐げられた農民や町衆にとっての希望であります。その彼は南無阿弥陀仏と唱えればどんな人でも救われるといいます。南無阿弥陀仏というのは、お釈迦様が説いた仏教のその長い長い経典の中の一部に記されていたもので、その個所に救いを見出した法然上人やその弟子の親鸞聖人がそれを日本の世に広めたもので、蓮如上人に関してはさらに踏み込んだ解釈で、例え卑しい身分の人でも売春婦であっても念仏で救われますよ言ってます。法然上人は妻を持ちませんでしたし、親鸞聖人は妻帯者で、蓮如上人は長い人生で五人の妻がいて、多くの子供を作り、85歳で亡くなるのですが、84歳まで子供を作り続けました。
まぁそこをクローズアップするわけではないですが、なんていうか救われるのは凄い聖人だけではないということを言ってたんでしょうね、念仏の前では多く勉強した学者も、何もわからない人も同じであるとそこですね。それで当時の北陸の農民に広がったんでしょう。すごいことです。それでは