沈んでいる。沈んでいるのは遺損い。
開いていく。「開いていく」とは思い違い。
狂っている。狂っている。恥ずかしげも無い。
結んでいる。身体が罰を欲してる。
強く目を凝らしても何も出ない。何も出ない。
答えたく無い物を悔いていても、もう行き着いている。
どうしても言いたいよ。ここに居ること、居ないこと。
一つだけで良かったのに。だってもう足りていない。
慟哭はデザイア。裏返しても表が無い。
此処は最低。救いが無い。
報われるか果てるか決めるのは僕じゃ無い。
ぱっと華やいだはずの未来をすり潰していく。
ありふれたはずの形が今ここで刈り取られていく。
もう実際に至ってはあられもない。弁明もない。
されど混迷は続く。咎めるべきが誰もいなくとも。
今更夢と現の順番が裏返る。裏返る。
迷いは疾うに曖昧になって、もう見通せない。
「どうして分かんないの。
ここに居ること、居ないこと。」
僕には同じ意味しか無い。もう耐えられない。
何処から何処までに血が通うのか。活きるのか。
此処じゃ一つも確かじゃない。
罰か丸か矛盾か決めるのは僕じゃ無い。
さよなら さよなら
もうどうしても言いたいよ。
ここに居ること、居ないこと。
一つだけで良かったのに。だってもう足りていない。
慟哭はデザイア。裏返しても表が無い。
此処は最低。救いが無い。
報われるか果てるか決めるのは僕じゃ無い。
composer:ぬゆり