炭下アランです。四作目です。世迷言。
イラスト→からんころんさん@Smile25_doll
前作→
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm38637344次回作→
YouTube→
https://www.youtube.com/watch?v=uwGybeknYE8&list=PLhN2Ily6JMWjxDDrI3lC8Rj8KD7SNAYr4&index=4歌詞
都市に立つビル群は
まるでハリボテみたいだ
見上げればそれだけで
惨めに思える気がしたんだ
僕はもう疲れたから
代わりに倒れてくれないか
ドミノ倒しみたいにさ
ほら寄り添ってあげるから
コンクリートアスファルトの冷たさは
周りの視線と違って心地いいや
吸い慣れないタバコの味はエモーショナル?
噎せ返る安っぽい感傷ごと投げ捨てたら
紫煙が宙に描いていく軌跡が
社会と僕との曖昧な切り取り線だ
貴方はこちらに来ちゃいけないんだよ
だから今はそんな目で僕を見ないでくれ
都市に立つハリボテは
いつも僕を見下ろした
惨めな奴だなと
言わんばかりの荘厳さ
僕はもう疲れたんだ
代わりに倒れてくれないか
ドミノ倒しみたいにさ
なあ寄り添ってくれないか
コンクリートアスファルトの冷たさに
愛着が湧いたのならもう終わりか
吸い慣れたタバコの味には面白みも
起伏もない安っぽい人生ごと投げ捨てられたら
紫煙が宙に描いていく軌跡が
社会と僕との明確な境界線に
変わっていく間に消えてしまえるかな
だけど今は夢を見ていたい起こさないでくれ
安寧なんて夢のまた夢
首の皮一枚ぶら下がる
生活は明くる日の虚像
無職透明な胡蝶の夢
存在する事を許された
皆様にはきっと分からない
負け犬落伍者の世迷言
どうぞ聴き流しておくれよ
紫煙が宙に描いていく軌跡が
社会と僕との曖昧な切り取り線なら
踏み潰して消えていこうこのまま
灰色が続くまで命果てるまで