EXVS無関係の動画は初投稿です
食堂でキングヘイローが食事を摂っているとトボトボと浮かない足取りでルームメイトのウマ娘、ハルウララがやってきた。
「キングちゃん…どうしよう…皆とっくにトレーナーさんを見つけてるのに私はまだ担当してくれるトレーナーさんが見つからないよ…」
いつも前向きで元気のGを体現したかのようなウマ娘であるハルウララがいつになく深刻な顔つきをしている
「ウララさん…」
「どうした!キミ、何か困りごとか?この天才が相談にのってやろう」
突然聞き慣れた声が聞こえた
「トレーナー!」
「キングちゃんのトレーナーさん!えーとクリムトレーナーさんだっけ?」
「そうだとも!一流のウマ娘を預かるこの天才クリムこそ右に並ぶも「ハイハイ黙りなさい」むぅ…」
キングヘイローの専属トレーナーである天才ことクリムニックであった。
「それでだ、キミ、何か悩み事の一つや二つあるとみたが、違うか?」
「うん、トレーナーがみつからなくて…」
「ほう…」
しばらくクリムは考え込んだのちに
「私は天才である!故に複数人を受け持つことも容易いが…そうだな…一人アテがあるが」
「ほんと!?」
「あぁ、最近チームを立ち上げたチーム【カバカーリー】のトレーナー…マスクという男だg…」
「わぁ!ありがとう、今からトレーナーになってって聞いてくる!」
「検討を祈る。もし断られたら…そうだなこの天才が責任をもって君を導こう、構わんだろうキング」
「え、えぇ」
こうして無事ハルウララは専属のトレーナーを得、マスクトレーナーの元で名誉の為の闘いに身を投じることとなるのだった
それからしばらくして
とある日ハルウララはトレーニングに遅刻した理由をマスクトレーナーから問いただされていた
「ウララ、なぜ今日のトレーニングに時間通り来なかった?」
「えへへ…食堂の人がね!塩が足りないから買ってきてくれないかって頼まれたんだ!だからウララとダブルオーちゃんの二人でこーんなに一杯の塩の袋をね!運んであげたんだ!」
手をぐっと左右に広げて塩の袋のサイズを表現するウララ
「…ふざけているのかぁ!! 連絡は入れないとだめだろう!心配をかけるな!」
「えへへ」
「あとダブルオーではなくツインドライヴの間違いだろう!人の名前はちゃんと覚えるように」
「ターボの名前はツインターボ!」
「俺がガンダムだ!」
「やってみせろよ!マフティー!」
「なんとでもなるはずだ!」
「ガンダムだと!?」
鳴らない言葉をもう一度描いて
赤色に染まる時間を置き忘れ去れば
悲しい世界はもう二度となくて