「線虫」を使ったがん検査を手軽に受けられるよう通勤客などが多く利用する東京・新宿駅の近くに新しい窓口がオープンしました。
この検査はがん患者の尿のにおいに反応して集まる線虫の性質を利用し、1滴の尿で胃がんや乳がんなど15種類のがんが見つけられるというものです。
インターネットで申し込み、自宅に届いた検査キットで尿を採取して窓口に提出すると6週間から8週間で結果が分かるということです。
HIROTSUバイオサイエンス・広津崇亮社長:「コロナ禍により日本全体のがん検診受診率が大幅に下がっている。尿を提出するだけで、がん検査を受けることができる」
検査は1回あたり1万2500円で、企業単位での申し込みも受け付けるということです。