◆music,lyrics&movie:紅弥
https://twitter.com/ray_monotonalmylist/71913598◆vocal&chorus:可不,ONE
◆illustration:春海にむ
https://twitter.com/nimu_haru27インストゥルメンタル
https://www.dropbox.com/sh/jsyz9h5qs7l8lfz/AAC_mrU89gDNrBLNZm2SttQla?dl=0歌詞
目を開けば 染み渡っていく
鮮明にも 不鮮明にも
埃一つ 照り返している
世界を見て 横たえる自分を物差しで測るが
尺度が足りない 目盛りが分からない
花も無い花瓶なんて何処に置いても
誰もが背けたまま
闇に沈む午前二時
限りなく区別が靄になっていく
表皮から色素が剥がれ散っていく
一つだけ持ってる能(あと)いや 幸せなんてさきっと
許せないから
ただ朽ちていく松明はどこで灯るの
戒めはいつだって纏わっていくんだろう
深い 海の 底へ 消ゆる
心は針が回る度に透けていって
独り漂う
部屋に佇む満ち足りた書架
自分の入れる空間などない
話したい 伝えたい 応えたい 言いたい
ああ!
おんなじ様な足が セメント踏みつける
強く頑丈な窓ガラスに遮られ
叫びは曇る
求むまま身体を躍らし揺らせば
それだけで僕になるんだと思ってた
この身へと宿る意識は こんなにもちっぽけなんだって
ケリつけてさ
ならば今すぐ衝動に押されてしまおう
構わずに頭ん中に沿ってしまおう
明日 なんか 知った もんか
だってそう仕方ないことしかないままじゃ
千切れそうな 中に潜む
ざっと全長2mほどの
僕を構成しようとする
それはただ一つだけの
形をとる筈じゃないのか!
備わった嗅覚も触覚も視覚も
聴覚も味覚もこの体温も
もはやただ飾り付けられただけの 部品になった
限りなく区別が靄になっていく
表皮から色素が剥がれ散っていく
一つだけ持ってる能(あと)いや 幸せなんてさきっと
許せないから
ただ朽ちていく松明はどこで灯るの
戒めはいつだって纏わっていくんだろう
深い 海の 底へ 消ゆる
心は針が回る度に透けていって
独り漂う