2021年7月22日 17時02分
中央アジアなどに生息する「マヌルネコ」の新しい展示施設が栃木県那須町の動物園に完成し、22日から一般公開されています。
栃木県那須町の動物園「那須どうぶつ王国」に完成したのは、中央アジアなどに生息する体長50センチほどのヤマネコ「マヌルネコ」の展示施設で、22日から一般公開が始まっています。
新しい展示施設は、広さがこれまでの3倍のおよそ65平方メートルあり、マヌルネコの生息環境に似せて砂場や岩場が配置され、運動も十分できるようになっています。
整備費用800万円のうち500万円は、インターネットを通じて寄付を呼びかけるクラウドファンディングで集めたということです。
報道関係者に公開された20日は、2匹のマヌルネコがバックヤードから放たれ、新しい施設の砂場で砂浴びをするなどのびのびとした姿を見せていました。
動物園の二川原美帆飼育員は「施設が広く飼育環境がよくなってうれしいです。新しい環境なので、今までにない動きや表情などを見てほしい」と話していました。