学業 生徒会業務 マスコミ対応
今日はまれにみる激務だった
疲労を覚えながらもトレーニングへと向かう
「やぁルドルフ 今日は随分とお疲れみたいだな」
トレーナーが少々心配そうに迎えてくれる
「あぁ業務が重なってね、まぁこういう日もあるさ
だがそれを言い訳にトレーニングをサボるわけにもいかないからね」
「トレーナーとしては万全じゃない君に無理させるわけにはいかないな
開始を遅らせるから隣で仮眠を取りなよ、だいぶ違うはずだ
粗末なベッドですまないけど」
「いや、私は・・・
うん、そうだね、お言葉に甘えさせてもらうよ」
「起こしてあげるから時間は気にするな」
「気遣ってくれてありがとう・・・
正直ちょっときつかった」
「どうってことないさ、
ああそうだ、いくら疲れてるからって勢いよく倒れこんだりするなよ?」
「ん・・・?」
「ふとんが・・・吹っ飛んじまうからな・・・!」
「・・・!!」
自身をどこまでも刺激してくれる、トレーナーと出会えたのはまさに僥倖であったと身を震わせる
それはそれとしてシャレをぶっこまれたのはちょっと悔しかったので
起き抜けに返礼をしてやろうと思ったが睡魔には勝てなかったシンボリルドルフ