四作目 『キスマーク』
曖昧を見つけて 杜撰な傾城は滑稽
傷つけている
僕の渇き呆れた欲望を
吐いている 悪口雑言 は
格好が悪いわ
きっと 狡猾も知らずに
見せあった 染みついた
僕ら汚い妄想 知った 全てを。
水に流してしまって踊れば依然
気が散る?
消えない 数々のシミ
ずっと 錯乱 混乱しているわ!
笑いあっていたって 化かし合い
傍から見てたら 騙し合い
それでも愚か者 飽きやしない No
嗚呼 愛して恋して 蕩けて落ちて
奈落に!
愛 愛 愛は 毒がある
知らずに付いた キスマーク
気紛れなんて嘘ついた君
瞞しても 意味ないよ
バイバイ さえも憎まれる
行かないでって手を引いて
背鰭を貸して 沈みこむ 夜
身体に触れた 愛
鬱陶しい 愛しい 等しい
世界の中で 傷ついたから
僕の中の中 吠えろ 玄人
沈みこんだ 嘘嫌いだ 君が言った
「賞味期限だ」
叫んでいたって 空回り
気が付き見て見ぬ 勘違い だから
「競りがない 抗争 世知辛き浮世
頭中 1本 ネジ回し 売り子
になるための隙がない 演奏
それでも変わりはない 現状。」
ない ない ないわ!極楽
落ち葉のように fall 堕落
捨てたと感じていたの 僕
捨てられてた 実に酷
あい アイ 愛の コンプラ暴く
線を超え 告げたファール
未だ残った シミの痕 後
体に染みた 愛
愛 愛 愛と キスマーク
酷似している 君と僕
嘆く夜に 飽きがきたのかい
変えてみせる 君の心情
愛 愛 愛は 毒がある
知らずに付いた キスマーク
気紛れなんて嘘ついた君
瞞しても 意味ないよ
バイバイ さえも憎まれる
行かないでって手を引いて
背鰭を貸して 沈みこむ 夜
身体に触れた 愛は消えない。