■包む手間なし!“絶品”餃子
まずは、「ワンパン餃子」を作っていきます。
餃子といえば、1つひとつ包む手間暇が面倒・・・。それがワンパンだと、たった15分でできるそうです。
まずは、熱する前のフライパンに具材を一気に入れます。そして、なんとフライパンの中で具材をこねます。これだと、わざわざボールを使う必要もなく、洗い物も減ります。
続いて、餃子の皮10枚をあんの周りに敷き詰め、今度は皮の上に具材を移動させます。
そこへ、具材がしっかりと隠れるように、また10枚の皮をのせたら、あとは普通の餃子と同じように水を入れて焼くだけ。ふたをして中火で5分、最後にごま油で香り付けすれば、たった15分でワンパン餃子の完成です。
餃子の中の汁が、たっぷりと閉じ込められています。外はパリッとしていて、裏はモッチリ。“パリモチ”です!
■“外カリッ中フワッ”ちぎりパン
続いては、「ワンパンちぎりパン」を作ります。
ちぎりパンといえば、かわいい見た目からSNSでも話題となっていますが、これもフライパン1つで作れるのだといいます。材料も、普通のパン作りに必要なものと同じです。
まずは、フライパンに水を入れ、発酵しやすくなるという人肌程度の温度まで温めた後、火を消したら、ドライイーストと砂糖、さらにサラダ油と強力粉を入れ、しっかりとこねます。
フライパンはフッ素樹脂加工されているので、生地がくっ付きません。生地を1つにまとめたら、ふたを閉めて40分発酵させます。発酵後はふっくら、倍くらいの大きさになりました。
せっかくなので、プレーンとココアパウダーを入れた2つの味を楽しむことに。それぞれ一口大の大きさに分けたら、中にお好みの具材を入れて、家族皆で楽しめるちぎりパンにします。
プレーン生地には、コーンとマヨネーズ。ココア生地には、あんことバナナを入れます。他にも、様々な具材をパンの中に入れたら、フライパンに戻して、火をつけずに20分間、再び発酵させます。
ふっくら広がってきたら、あとは焼くだけ。こんがりと両面を8分ずつ焼けば、ワンパンちぎりパンの完成です。
コーンマヨネーズ味を食べてみると、表面は香ばしさとカリッとした食感があって、中はしっとり。あんこバナナ味は、ココアとあんこの甘さが和と洋のミックスで、とても合います。