今回はライブバージョンの「横断歩道を渡る人たち」を歌ってみました。
最後に向かって盛り上がるこのアレンジがとても好きです。
歌うのはとても難しいですが笑。
恐らく近いうちにtake 2をやると思います、、、。
音源:
https://youtu.be/SbHSGwR_raU以下歌詞です。日常を切り取った歌詞もとても良いですね。
目の前を横切ろうとするその老人の背中はひどく曲がっていて
歩く姿をじっと見ていると足が不自由であることがわかる
かばい続けてきた足のせいか それとも
思うように動かぬ現実にへし曲げられた心が
背中まで歪めているのだろうか?
横断歩道を渡る人たち
僕は信号が変わるのを待っている
昨日の僕が
明日の僕が
今 目の前を通り過ぎていく
目の前を颯爽と歩くその女のスカートはひどく短くて
ついつい目が奪われてしまう
強い風でも吹かぬものかと
そんな視線に気が付いたら
きっと彼女は僕を睨みつけてくるだろう
「自分の為にしているだけ」だと
「誰かの気を引きたいわけじゃない」と
横断歩道を渡る人たち
僕はハンドルを握り締めて見ている
昨日の僕が 明日の僕が
今 目の前を通り過ぎていく
イライラした母親はもの分りの悪い息子の手を引っ張って
もう何個も持ってるでしょ!?と おもちゃ屋の前で声を上げている
欲しがっているのはおもちゃじゃなく愛情で
拒んでいるのも「我慢」を教えるための愛情で
人目も気にせず泣いて怒って その親子は愛し合っているんだ
横断歩道を渡る人たち
僕はフロントガラス越しに見ている
昨日の僕が 明日の僕が
今 目の前を通り過ぎていく
ギターケースを抱え歩くその少年は仲間と楽しげに話している
好きな音楽の話か それとも好きな女の子の話か?
そのギターで未来を変えるつもりかい?それならいつか仲間に入れてくれ
僕だって何もかもをもの分りよく 年老いたくはないんだ
横断歩道を渡る人たち
僕は信号が変わるのを待っている
昨日の僕が 明日の僕が
今 目の前を通り過ぎていく
昨日の僕が 明日の僕が
今 目の前を通り過ぎていく